ESGへのアプローチ
ネクセラファーマは、ESGに取り組むための基盤構築およびESG目標達成に向けた明確なロードマップ策定に注力してきました。
2022年10月に開催された第一回ESG委員会において、ESG目標を達成するためのロードマップの策定とともに、当社にとっての「重要課題」(マテリアリティ)の特定、およびその進捗を評価する重要業績評価指標(KPI)の設定を行いました。
ESG委員会が特定したマテリアリティとKPI は2023年3月の当社取締役会により承認され、今後数年間のESG活動でこれらを達成すべく取り組んでまいります。ESG委員会は、これらのESG目標を組織全体に浸透させ、社内外のステークホルダーと協力し、これらの優先事項が当社の企業文化、行動指針そして事業運営の基礎となるよう努めてまいります。当社は、これらのマテリアリティとKPIが、長期的に企業価値を高めるという目標に合致していると認識しており、継続的な取り組みとしてこれらを定着させ実行してまいります。その進捗は、年次ESGレポートを通じてご報告いたします。
CEOメッセージ
ステークホルダーの皆さま
当社は、医薬品の飛躍的な進歩に貢献することで、持続可能な未来を実現することに全力で取り組んでいます。当社の目標は、事業を通じて、世界中の人々の生活の質と健康を向上させることです。私たちは、世界トップレベルのサイエンスを実践し、人生を変える医薬品を生み出そうとしています。
2022年のESG委員会設置以降、当社の現状のESGに関する活動の評価、当社が優先的に取り組むマテリアリティの特定に取り組んできました。
当社は、ESGパフォーマンスと情報開示をさらに強化するために、ESGについての活動を当社の事業運営や企業文化、行動規範に組み込むことに注力しています。
私は、ESG委員会設置以来、当社が掲げた四つのKPIの全てにおいて実現してきた進捗を非常に誇りに思います。同時に、2023年のイドルシアファーマシューティカルズジャパン株式会社(現ネクセラファーマジャパン株式会社、以下「NPJ)」とIdorsia Pharmaceuticals Korea Co., Ltd(現Nxera Pharma Korea Co., Ltd.、以下「NPK)」の買収により、当社のグローバルベースでの規模はほぼ倍増し、当社の事業に新たな側面が加わったことから、まだまだやるべきことがあると考えています。そのために、新たなステージに向け、2024年以降もこれまで以上にESGの取り組みに注力してまいります。
クリストファー・カーギル
代表執行役社長CEO
ネクセラファーマ株式会社